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石橋を創って渡る。

日々の創作日記。 このブログは、パソコン版表示を推奨します。 記事は横へと動くようになってます。

創作日記。 15

創作記録

今日も読書をつづける一日になった。演技の本はステラ・アドラーが書いた〝魂の演技レッスン22〟が凄く為になる。観察の仕方や、想像の仕方をわかりやすく教えていて、その表現力は俳優以外でも十分応用ができるものだった。アドラー先生も、俳優と作家が似ていると説明していたので、少し内容を紹介します。

 

 

俳優は作家と同じ。ものを見て感じとる生活をする。レストランで「ベーコンエッグ下さい」と注文したとする。俳優はそこで終わらない。会社員とは違うんです。

ベーコンエッグが運ばれてきたら、俳優はお皿を見る。お皿にはポテトも載っている。刻んだ玉ねぎやピーマンが混ざっているのを見る。そしてウェイトレスを見る。テーブルを見て、店全体を見る。忙しく動き回る人々の動作を見る。床は汚れているが、テーブルはピカピカである。コーヒーは薄い。カップは小さめだ。だから頻繁にウェイトレスをつかまえて、注ぎ足してもらおう。

俳優が見回すと、どのテーブルに座っている人もお互いに注意を向け合っていないのに気づく。誰もが忙しい。視線が定まっていない。時折、誰かが店に入ってくればそちらをむく程度。

こうしたすべてを俳優は吸収します。食事してお金を払って出ていくだけでなく、人や物をじっくり観察して理解する。「これは何だろう? 私が見ているのは何?」と自分に尋ねる。作家や画家の視線もそれと同じ。

事実だけに興味を示すのは刑事さんです。人を落ち着かせて真実を聞き出すのが刑事の仕事。でも俳優であるあなたは、人々の感情をかきたてるのが仕事です。

 

 

アドラー先生の授業では、演技の技術というよりも、主に表現者の想像力を養う方法を教えている。生徒がセリフを読むという授業はなく、普段の生活で物事をどう見たり想像するかを学ぶ。

予想していた以上に演技本から教わることが多くて驚いた。体に染みこむまで読み込んで、無意識に日々の生活で「見る」ことを増やしていきたい。

 

ショートショートのプロットが進んでいないので、今から取り掛かることにする。明日からまた仕事が始まるから、睡眠もしっかりととらなくては。